線路の上をぽくぽく歩く~群山・チョルキルマウル
いちばんEマートに近いところに立派なパネルがあった。
無骨な貨物列車が走る写真をみると、本当に建物ギリギリ。「列車が通るたびにゆれた」「列車にぶつかってドアが飛んだ」という話。「たしかにそういうこともあるかも」と、うなずける。
今は列車が通ることもないチョルキルマウル。カメラを持った旅行者やゴミをひろうおじさんとすれ違う。線路の上を洗濯物がゆれる。おばあさんが線路のすぐ脇で豆などを干している。
線路内に植木が…。次第に増えていった植木がついに線路にはみ出してしまったのか。
「どこまで続いているんだろうな」。線路にそって歩いていく。木製の枕木が土踏まずにあたって気持ちいい。疲れたので、誰かの手づくりの東屋でちょっとひと休み。
ふたたび歩き出す。次第に形を変えていく線路。
「これ、もう線路じゃないなぁ」
線路の上に板を渡して、線路向こうの物置に行きやすいようにしている。生活の工夫?
最後は、もはや線路ではなく農道に。
風景は時とともに変わっていくものだ。新しい物は古くなり、かつて存在感のあったものが、あったことさえ忘れ去られてしまう。そういうものだよな。自然な時間の流れを感じて、線路の散歩は、不思議と心地よかった。
群山・京岩洞チョルキルマウル地図
http://map.konest.com/dpoi/101389759(韓国観光サイト「コネスト」より)
無骨な貨物列車が走る写真をみると、本当に建物ギリギリ。「列車が通るたびにゆれた」「列車にぶつかってドアが飛んだ」という話。「たしかにそういうこともあるかも」と、うなずける。
今は列車が通ることもないチョルキルマウル。カメラを持った旅行者やゴミをひろうおじさんとすれ違う。線路の上を洗濯物がゆれる。おばあさんが線路のすぐ脇で豆などを干している。
線路内に植木が…。次第に増えていった植木がついに線路にはみ出してしまったのか。
「どこまで続いているんだろうな」。線路にそって歩いていく。木製の枕木が土踏まずにあたって気持ちいい。疲れたので、誰かの手づくりの東屋でちょっとひと休み。
ふたたび歩き出す。次第に形を変えていく線路。
「これ、もう線路じゃないなぁ」
線路の上に板を渡して、線路向こうの物置に行きやすいようにしている。生活の工夫?
最後は、もはや線路ではなく農道に。
風景は時とともに変わっていくものだ。新しい物は古くなり、かつて存在感のあったものが、あったことさえ忘れ去られてしまう。そういうものだよな。自然な時間の流れを感じて、線路の散歩は、不思議と心地よかった。
群山・京岩洞チョルキルマウル地図
http://map.konest.com/dpoi/101389759(韓国観光サイト「コネスト」より)
by bono1504
| 2013-07-25 12:17
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