『辞書を編む』飯間浩明著 光文社新書
まだ半分ぐらいしか読んでいないけど、共感できる部分があり、
ブログで紹介してみたくなった。
著者は『三省堂国語辞典』の編集委員を務める、大学の先生。
この本では、辞書を編纂する過程を紹介している。
辞書を編纂する編集委員は、
「編集方針」を決める会議をする→各委員が「用例採取」する
→用例を「取捨選択」する→「語釈」→「手入れ」
…という手順で進めていくらしい。
今、読んでいるのが、「取捨選択」の部分。
共感できる部分、というのは、「用例採取」する場面。
著者は、「用例採取」するため、街へ出て、店の人に怪しまれながら、見慣れない言葉を見つけると、カメラに収める。
通常買う雑誌とは違う雑誌を入手。ある時は女性誌。「なめるように」読み、気になる言葉に出会うと、赤字で丸く囲む。おそらく、50近いオジサンが電車で女性誌を嬉々として熟読…。
そんなエピソードを見ながら、
「日本語教師と似ているな」と思う。
うちの学校は、本や映像などの生教材を多用している。
それで、日々の暮らしの中で、
「お、これは授業で使えるんじゃない?」と思うと、切り抜いたりしてしまう。
…嬉々として。
さて、これから辞書の編纂はどのように進んでいくのだろうか…。
ブログで紹介してみたくなった。
著者は『三省堂国語辞典』の編集委員を務める、大学の先生。
この本では、辞書を編纂する過程を紹介している。
辞書を編纂する編集委員は、
「編集方針」を決める会議をする→各委員が「用例採取」する
→用例を「取捨選択」する→「語釈」→「手入れ」
…という手順で進めていくらしい。
今、読んでいるのが、「取捨選択」の部分。
共感できる部分、というのは、「用例採取」する場面。
著者は、「用例採取」するため、街へ出て、店の人に怪しまれながら、見慣れない言葉を見つけると、カメラに収める。
通常買う雑誌とは違う雑誌を入手。ある時は女性誌。「なめるように」読み、気になる言葉に出会うと、赤字で丸く囲む。おそらく、50近いオジサンが電車で女性誌を嬉々として熟読…。
そんなエピソードを見ながら、
「日本語教師と似ているな」と思う。
うちの学校は、本や映像などの生教材を多用している。
それで、日々の暮らしの中で、
「お、これは授業で使えるんじゃない?」と思うと、切り抜いたりしてしまう。
…嬉々として。
さて、これから辞書の編纂はどのように進んでいくのだろうか…。
by bono1504
| 2015-06-17 21:24
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