ほっこり、やさしい気持ちになるお寺~神奈川・伊勢原市 茶湯寺
ふいに思い立って、伊勢原の大山・阿夫利神社まで出かけた。
小田原駅につくと、「あ、さいふ忘れてる…」。
一度家に戻ろうか、小田原の街だけ散策しようか…。
幸いなことに、パスモだけあった。残金も3000円弱ある…。
なんとかなるかな~と、まずは、丹沢・大山フリーパスを買って、いざ大山へ。
電車の中で、あ~この天気じゃきっとダクダク汗をかいちゃうな…
でも、温泉とか入る余裕ないな~、お昼ご飯は、コンビニで買っとかないとな~
など、あれこれ考えながら、パスモが入っているパスケースの中をみると、
なんと、1000円札が!すっかり忘れてたけど、もしもの時のため、入れておいたんだった。
帰りに温泉入れそう^^
すこしだけ、心に余裕ができた私。
小田急線・伊勢原駅で下車。駅北口から、「大山ケーブル」行きのバスで、
終点まで行き、歩いて阿夫利神社まで行く計画。
「大山ケーブル」のバス停から、階段を15分ぐらい登ると、ケーブルカーの駅に出るらしい。
左右には、豆腐料理のお店や、地元の名産品を並べるお店が軒を連ねている。
残念。今日は、何にも買えないよ…。
5分ぐらいしか上っていないのに、もう疲れが出ている。
暑さのせいか、体力が恐ろしくなくなってしまったせいか…。
と、向かって左側に、自動車1台分ぐらいの幅の緩やかな坂道がある。
こっちのほうが、すこし楽なんじゃないかと、そっちの道を歩き出す。
すぐ左手に、苔むした石段が見えた。
その奥には、「茶湯寺」があるらしい。
ご本尊は、江戸時代の作という釈迦涅槃像。
釈迦が涅槃に入った(なくなった)ときのお姿だという。
右側を下にして、右手を首の下にそっと添えている。
お釈迦様のゆったりとした表情とそのお姿に、
なんだかほっこりしてしまった。
偶然に出会ったお寺だったけれど、もしかしてこのお寺に来るために、大山行きを思いついたような気さえした。
ゆったりとした時間が流れた…。
その後、わずか3、40分の登りをヒューヒュー言いながら、登ることになるとは、
このときの私は、想像だにしていなかった。
茶湯寺
死者の霊を百一日の茶湯で供養する「百一日参り」の寺として知られています。
供養に行くと必ず死者に似た人に会えると伝えられ、本尊の釈迦涅槃像は市の重要文化財に指定されており、山内には死者供養のための数多くの石仏があります。
また、参道に立つ石地蔵の光背の一つに○キの刻字があり、隠れキリシタンのものではないかとも言われています。
交通:伊勢原駅北口4番乗場 大山ケーブル行 終点下車(300円)
(太字:伊勢原観光ガイド http://www.city.isehara.kanagawa.jp/kankou_guide/docs/2014101000089/より)
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