街をぽくぽく歩いてみれば

ブラティスラヴァ世界絵本原画展~8月27日(日)まで(平塚市美術館) 

年少者に日本語を教えることになり、
最近、絵本や児童書に触れることが多くなった。
そんなこともあり、この原画展は気になっていた。

ブラティスラヴァ世界絵本原画は、芸術性の高い作品や実験的でユニークな作品が集まる世界最大規模の絵本原画コンクールです。
その50 周年を記念して「日本の絵本の歴史50 年」「絵本の今とこれから」の2部構成で作品を紹介します。

(太字:平塚市美術館HPより)

絵本の原画展を見に行くのは、初めてかもしれない。

会場の中央には、展示されている原画の絵本と椅子がある。
鑑賞しながら、絵本を読むこともできる。

この点描は、なんだろう。
このネコの気持ちを表しているんだろうか…。
そう思いながら、絵本をめくると、それは、花畑だった…。

空の色! 犬と少年…季節は夏だな…。
好きだなぁ、この柔らかな色合い、情景…。

絵本を見ていくと…けっきょくこれは、どういう話なの??
少し混乱する。
さわやかな色彩、情景だけに、よけいその話を怖く感じた。

絵が好きで、ときどき絵画展など見に行く。
たいがい下調べなどせず、自分の解釈で感じたり味わったりしている。
理解できず、う~~んと苦悶してしまうことも。
それも絵画鑑賞の楽しみだったりする。

今回の原画展では、ある意味答え合わせができるので、面白い。
まず、絵だけを見て、自分なりのストーリーをつくる。
気に入った絵のお話を知りたくて、絵本で反すうする。
すこしずれていたりすると、それもまた楽しい。

一つ一つの絵を楽しみながらも、
その迫力に圧倒されていた。

B4サイズほどの絵本。
その原画が、自分の背丈ほどもあるものだったとは。
読む時、絵本の表面は、対外ツルリとしている。
原画は、それぞれ肌触りがちがうよう(触れないけど)。

結局、
足の裏が、痛くなってしまうくらい、展示会場を歩き回ってしまった。
こんなに夢中でこの展示を見ることになるとは。
自分でもびっくりした。

平塚市美術館
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/20162005_00002.html



[PR]

もう、夏がおわる

今年の夏は、雨降りの日が多かったな…。


e0228240_19024321.jpg

お盆を過ぎ、

ここも、いつもの静かな浜に戻った。


e0228240_19053363.jpg

もうそろそろ、今年の夏も終わる。


[PR]

街中に現れた、海海海《 伊藤 太郎ito taro 世界の海の海洋生物展》2017.8.8(火)-31(木)

小雨降るこの日、久々にこのギャラリーの前を通りかかった。
青い海をシャチ?が大挙して泳いでいた。

e0228240_21301856.jpg
吸い込まれるように、中へ入ってしまった。
どうもその海は、段ボールのようだ。
シャチたちは、べつの紙から切り抜かれ、この海を泳ぐことになったらしい。

すこしひしゃげた木でできている海?もあった。
なんだろう、これは…。
ふいに通り過ぎた、青年に尋ねてみた。
「椅子の…まがってるところ」と。
どうも、椅子の背もたれの一部を使っているらしい。

あとで、ギャラリーのカフェにいたお客さんから、
その青年が、この海の絵の作家、伊藤太郎さんであることを教えてもらった。

この日は、雨が降ったり止んだりで、なんとな~くどんよりした気持ちだった。
けれど、
しばらくシャチやイルカの泳ぐ海を眺めているうちに、
ふしぎと穏やかな気持ちになっていった。
ぼんやりと波音を聞きながら、海を眺めたあとのように。

伊藤 太郎

1989年神奈川県生まれ2012スタジオクーカ所属。

シャチやイルカ海洋生物大好きで世界分布暗記。スマートフォンを片手海洋生物ける。同沢山作ったり記憶したりすることが得意、海洋生物繁栄って一人ライン生産する「辻太郎招福クマデ作者でもある。本展ではそんな伊藤太郎海洋生物世界をご紹介します
(太字:GALLERY COOCAのHPより)

この展示の詳細↓(GALLERY COOCA HPより)
https://www.studiocooca.com/news

このブログでの関連記事↓
GALLERY COOCA (ギャラリークーカ )~ふいに現れた?カフェ
http://bono1504.exblog.jp/24246556/


[PR]

アジアのまちづくりの過去・現在・未来~『神奈川大学アジア研究センター叢書 アジアのまち再生―社会遺産を力に』鹿島出版会(2017/03発売)


e0228240_18355334.jpg
中国、日本、台湾、韓国など「近現代史の負の記憶が関与してできた問題地区」を「逆に魅力的な地域空間の社会遺産へと」変える。
その街づくりの過去・現在・未来に関して、研究者たちがつづっている。

特に注目してしまったのは、台湾、韓国のまちづくりに関して記されている部分。
台湾は、台北の寶蔵巌国際芸術村が、韓国は、仁川・大邱・釜山の街づくりが取り上げられていた。

寶蔵巌国際芸術村は、昨年実際に訪れたが、なにせ中国語ができないため、質問したくてもできず、心で感じるままに?芸術村を巡るしかなかった。
「CASE13 アーティス卜と住民の対話による不法占拠村の再生 トレジャーヒル・アーティスト・ビレッジ/台北・台湾 荘亦婷 」によって、芸術村ができた背景、完成するまでの過程を知ることができた。

芸術村の第一印象は、「思ったより地味」。訪ねる前は、芸術村というからには、きっと建物も奇抜な造りに違いないと思っていた。一部壁画もあったけれど、外観はほぼグレー一色だった。意外だな~と思った。でもいろんな展示をあちこち巡っていくうちに、かえってそれを心地よく感じるようになった。
内部の展示を邪魔しないから…。
この本によると、あえて最低限度のインフラ整備にとどめたそうだ。
また、芸術村へ変更する際、住民たちと対話を繰り返し、丁寧に進めていったらしい。

韓国・釜山の甘川文化村の進め方とおんなじだ、と思った。
やはり、成功するには、だれか有名な人の作品をポンとつくるというのではなく、こういった手間をかけることが大事なんだな。

韓国の街づくりの中で、初めて知った場所もあった。
서동미로시장(書洞迷路市場)。
さっそく、市場のHP(http://sdmiro.net/seodong/introduce.php)をのぞいてみた。

紹介記事によると、
釜山金城区書洞は、1960年代、(ある地域から)撤去させた住民を住まわせた地域だ。市場は、1970年代から自然発生的にできた書洞伝統コルモク市場、書洞強度市場、書洞市場の3つからなる。
書洞迷路市場には、昔の姿をそのまま残した商店があり様々な文化プログラムも体験できる。」そう。
(太字:市場紹介の記事を一部翻訳)

Facebookもあって、市場の様子を動画でも見ることができる。
https://www.facebook.com/mirosijang/

残念なことに、HPもFacebookも韓国語のみ。
私をはじめとして、外国人の観光客は、けっこう韓国の市場散策をするのは、好きなんじゃないかな。
場所も地下鉄4号線東莱駅から安平方面に5つ目だし、そんなにアクセス悪くないし…。
今度釜山を訪れるときは、ぜひ訪ねてみたいな。


このブログでの関連記事↓
台北・寶蔵巌国際芸術村~迷いながら?楽しめるアート空間
http://bono1504.exblog.jp/25192381/

甘川洞文化村 감천동문화마을
http://bono1504.exblog.jp/17184408/


[PR]

ソウルで本屋さん巡りがしたくなる~『本の未来を探す旅 ソウル』朝日出版社

本屋さん好きの私は、海外旅行に行ったときも、つい、のぞいてしまう。
平積みにした本の表紙を眺めたり、現地の人にまじって、あれこれ本を選んだり…。
気に入った本に出会ったときには、それはもう、宝物を見つけたようにうれしい。

旅行先の素敵な本屋さんとの出会いは、まったくの偶然に頼るしかないけど、
この本は、よさそうな本屋さんをあらかじめ知ることができて、とてもいい。
e0228240_19541010.jpg
おなじみの大型書店をはじめ、個性派本屋さんもあれこれ紹介されている。
どうしてそんな本屋さんをしているのか、本屋のご主人のエピソードを知るのは楽しい。

気になった本屋さん(ブックカフェ)が2軒あった。

1軒目は、「雨乃日珈琲店」。

なんと、ご主人は、スッカラという雑誌(韓国好きの方には、おなじみ?)にも関わったという、日本人男性。
ふとした興味から韓国へ語学留学し、ついにはソウルの弘大で個性派ブックカフェを営むようになった。
お店のブログもあり、ご主人の目を通したソウルの情報を知ることができる。
http://amenohicoffee.blog134.fc2.com/

もう1軒は、「the book society」。
自主制作の本の販売をはじめ、スタディプログラムやアーティストやデザイナーのトークイベントなどもしているよう。
現在は、景福宮近くの通義洞とソウル市立美術館の2か所にお店があるよう。
事前にHPをチェックしたら、なにかのイベントに参加できるかも。
http://thebooksociety.tumblr.com/information

この本を読んだ後、
ひさびさに街歩きをしながら、ソウルの本屋さんをのぞいてみたくなった。


[PR]

「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」~東京国立近代美術館

久しぶりに、美術館へ行ってみた。
e0228240_00005366.jpg
「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展。

東京国立近代美術館のHPによると、


本展は日本の建築家56組による75件の住宅建築を、400点を超える模型、図面、写真、映像などを通して紹介する壮大な試みです。

時系列ではなくテーマごとの展示になっているので、「日本の家」の特徴を深く理解いただけます。

2016年秋からローマ、ロンドンを巡回し、いよいよ東京で開幕します。

建築の専門家ではないので、
「この家に住んでみたいな~」「どんな人が住んでいるんだろう??」など、
いろいろ想像を巡らせながら、見て回った。

とくに興味深かったのは、建築家が建てた家で暮らしている家族のインタビュー映像。

e0228240_00013518.jpg
部屋の真ん中にある太いコンクリート?の柱をひらりと越えて現れた息子さんいわく、
その家は収納などまったくなく、物の整理には工夫が必要だという。
そのことで、暮らしている人の個性が出せる家なのだとか。

インタビューは、施主の奥さんと息子さん、それぞれの部屋でしているよう。
なるほど、「住んでいる人の個性」が出ている…。

別の展示で、目を引く建物があった。
「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」。

岡啓輔さん(一級建築士)が、たった一人でコツコツと家を建てているという。

美術館での解説によると、

地下1階地上4階(予定)の住宅。設計にはじまり、資材の手配、足場づくり、配筋、型枠、コンクリート打設まですべての作業を行い自邸を建てている。

2005年からはじめて、2017年現在も進行中だそうだ…。

岡さんのブログ↓でその様子がつづられている。
蟻鱒鳶ル保存会
http://arimasutonbi.blogspot.jp/

家に帰って、改めて調べてみると、テレビなどでも取り上げられたらしい。
(実は、有名な家だったのね…)

その展示の中で、このようなことばがあった。

何かの完成である。
と、同時に、次への舞台である。

この建物に関してのことばなんだけど、とっても深いな~と思った。

長く難しいコト、新しいコトに取り組んで、「あ、ひと山超えたかな?」と思う瞬間がある。これは、「何かの完成」なのかもしれない。
で、「同時に、次への舞台」が始まるということなんだ。

この企画展を見終わった後、なんだかむしょうに部屋を片付けたくなった…。


「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」東京国立近代美術館
開催期間は、10月29日まで。
http://www.momat.go.jp/am/



[PR]

暑中お見舞い申し上げます!

ご近所のお店の店先。
ハスの鉢が置いてある。

e0228240_23483064.jpg

通るたびに、茎がぐんぐん伸びている…。
花も咲きそう…。

鉢の中をのぞいてみると、
金魚が気持ちよさそうに泳いでいた。

まだまだ夏真っ盛り。
厳しいこの暑さ、なんとか越さないとね。



[PR]

『手話を生きる』斎藤道雄著 みすず書房

日本語教育関連のfacebookで
目からウロコ、一度読んでみて!というコメントを見て、手に取った。
e0228240_21260560.jpg

少し前から、「ことば」のひとつとして「手話」が気になっていた。
手話は、助詞がないらしい。
だから、ろう者の人は、文を正しく書くのに苦労しているらしい…
その程度の情報しかないまま、読んだ。

最初の2ページぐらいで、さっそく衝撃を受けた。

東京のろう学校の生徒と先生のやりとり。
中途失聴の人の話をしたら、「病気で途中から耳が聞こえるようになることってある?」ってすごく不安そうに聞いてきて。
ないと思うよっていったら、みんなちっちゃい声で(手話で)「やった!」って(笑)。

(太字:本文P7より抜粋)

耳が聞こえるようになることが嫌なの?!
その子にとっては、聞こえない世界が普通で、「大変」なんじゃないんだ…。

そして、わたしが「手話」だと思っていたのは、
聴者が学びやすい、理解しやすい「日本語対応手話」だったこと。

また、その「日本語対応手話」が、
実はろう者には、理解しづらいものだということ。(衝撃)
ろう者が理解しやすい「日本手話」が長く避けられていたこと…。(さらに衝撃)

途中で、え?と小さく声をあげてしまったり、本を少し閉じてため息をついてしまったり…。
結局、一気に読み切ってしまった。

私のそばにいる、ろう者の人たちのこと。
なんにも知らなかったんだなと、改めて思った。


[PR]

ひと 原発事故の被災者の希望を撮る韓国の写真家 鄭 周河さん(58) 2017年7月21日 朝日新聞朝刊2面

韓国の写真家が?!と。
久々に目を止めた韓国関連の記事だった。

この記事によると、
韓国の写真家・鄭 周河(チョン ジュハ)さんは、福島第一原発事故後の日常を取り戻そうとする人たちを撮り続けているという。
2011年11月から取材をはじめ、14年からは、事故や津波で避難した家族に、暮らしていた家の前や跡地に立ってもらう「家族写真」に取り組んでいるそう。

もしかして、今、写真展をしているんだろうか?と、さがしてみたけれど、
残念ながら、すべて過去のものばかり…。
近々のものは、釜山のゴウン写真美術館で5月10日まで行われていた。

ゴウン写真美術館 写真展紹介のページ(韓国語)↓
http://goeunmuseum.org/gnuboard4/bbs/board.php?bo_table=prevex_goeun&wr_id=35

これは、今年の3月に出した写真集、『모래 아이스크림(砂のアイスクリーム)』関連の展示。韓国の原発を扱ったもののようだ。

そもそもチョン ジュハさんは
1980年代の
ドイツ留学以来、原発を深く掘り下げる作業続けてきたという。
釜山・古里(コリ)原発をはじめ、韓国全土の主要な原発をさがし、
エネルギー効率性と危険性、その目に見えない微妙な不安と漠然とした兆候表現してきたそう。

参考:釜山日報「원전도시 부산, 일상에 녹아 있는 불안감」
   http://news20.busan.com/controller/newsController.jsp?newsId=20170308000260

チョン ジュハさんの作品を見るなら、この本を手に取るのがよさそう。

e0228240_22383622.jpg


現在進行中の「家族写真」。
そのうちに、日本で展示を見ることができるかな。




[PR]

BRUTUS(ブルータス)で、台湾特集!

今日、ふらりと本屋へ。
「台湾」特集のBRUTUS(ブルータス)を見つける。
e0228240_19135198.jpg
BRUTUS(ブルータス) 2017年 8/1号[台湾で見る、買う、食べる、101のこと。]

すかさず購入。

年末こそ、行きたいな~
夏は、これを見ながら、台湾気分を味わうか…。

[PR]