街をぽくぽく歩いてみれば

カテゴリ:メディアや読書から思う( 125 )

アジアのまちづくりの過去・現在・未来~『神奈川大学アジア研究センター叢書 アジアのまち再生―社会遺産を力に』鹿島出版会(2017/03発売)


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中国、日本、台湾、韓国など「近現代史の負の記憶が関与してできた問題地区」を「逆に魅力的な地域空間の社会遺産へと」変える。
その街づくりの過去・現在・未来に関して、研究者たちがつづっている。

特に注目してしまったのは、台湾、韓国のまちづくりに関して記されている部分。
台湾は、台北の寶蔵巌国際芸術村が、韓国は、仁川・大邱・釜山の街づくりが取り上げられていた。

寶蔵巌国際芸術村は、昨年実際に訪れたが、なにせ中国語ができないため、質問したくてもできず、心で感じるままに?芸術村を巡るしかなかった。
「CASE13 アーティス卜と住民の対話による不法占拠村の再生 トレジャーヒル・アーティスト・ビレッジ/台北・台湾 荘亦婷 」によって、芸術村ができた背景、完成するまでの過程を知ることができた。

芸術村の第一印象は、「思ったより地味」。訪ねる前は、芸術村というからには、きっと建物も奇抜な造りに違いないと思っていた。一部壁画もあったけれど、外観はほぼグレー一色だった。意外だな~と思った。でもいろんな展示をあちこち巡っていくうちに、かえってそれを心地よく感じるようになった。
内部の展示を邪魔しないから…。
この本によると、あえて最低限度のインフラ整備にとどめたそうだ。
また、芸術村へ変更する際、住民たちと対話を繰り返し、丁寧に進めていったらしい。

韓国・釜山の甘川文化村の進め方とおんなじだ、と思った。
やはり、成功するには、だれか有名な人の作品をポンとつくるというのではなく、こういった手間をかけることが大事なんだな。

韓国の街づくりの中で、初めて知った場所もあった。
서동미로시장(書洞迷路市場)。
さっそく、市場のHP(http://sdmiro.net/seodong/introduce.php)をのぞいてみた。

紹介記事によると、
釜山金城区書洞は、1960年代、(ある地域から)撤去させた住民を住まわせた地域だ。市場は、1970年代から自然発生的にできた書洞伝統コルモク市場、書洞強度市場、書洞市場の3つからなる。
書洞迷路市場には、昔の姿をそのまま残した商店があり様々な文化プログラムも体験できる。」そう。
(太字:市場紹介の記事を一部翻訳)

Facebookもあって、市場の様子を動画でも見ることができる。
https://www.facebook.com/mirosijang/

残念なことに、HPもFacebookも韓国語のみ。
私をはじめとして、外国人の観光客は、けっこう韓国の市場散策をするのは、好きなんじゃないかな。
場所も地下鉄4号線東莱駅から安平方面に5つ目だし、そんなにアクセス悪くないし…。
今度釜山を訪れるときは、ぜひ訪ねてみたいな。


このブログでの関連記事↓
台北・寶蔵巌国際芸術村~迷いながら?楽しめるアート空間
http://bono1504.exblog.jp/25192381/

甘川洞文化村 감천동문화마을
http://bono1504.exblog.jp/17184408/


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ソウルで本屋さん巡りがしたくなる~『本の未来を探す旅 ソウル』朝日出版社

本屋さん好きの私は、海外旅行に行ったときも、つい、のぞいてしまう。
平積みにした本の表紙を眺めたり、現地の人にまじって、あれこれ本を選んだり…。
気に入った本に出会ったときには、それはもう、宝物を見つけたようにうれしい。

旅行先の素敵な本屋さんとの出会いは、まったくの偶然に頼るしかないけど、
この本は、よさそうな本屋さんをあらかじめ知ることができて、とてもいい。
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おなじみの大型書店をはじめ、個性派本屋さんもあれこれ紹介されている。
どうしてそんな本屋さんをしているのか、本屋のご主人のエピソードを知るのは楽しい。

気になった本屋さん(ブックカフェ)が2軒あった。

1軒目は、「雨乃日珈琲店」。

なんと、ご主人は、スッカラという雑誌(韓国好きの方には、おなじみ?)にも関わったという、日本人男性。
ふとした興味から韓国へ語学留学し、ついにはソウルの弘大で個性派ブックカフェを営むようになった。
お店のブログもあり、ご主人の目を通したソウルの情報を知ることができる。
http://amenohicoffee.blog134.fc2.com/

もう1軒は、「the book society」。
自主制作の本の販売をはじめ、スタディプログラムやアーティストやデザイナーのトークイベントなどもしているよう。
現在は、景福宮近くの通義洞とソウル市立美術館の2か所にお店があるよう。
事前にHPをチェックしたら、なにかのイベントに参加できるかも。
http://thebooksociety.tumblr.com/information

この本を読んだ後、
ひさびさに街歩きをしながら、ソウルの本屋さんをのぞいてみたくなった。


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『手話を生きる』斎藤道雄著 みすず書房

日本語教育関連のfacebookで
目からウロコ、一度読んでみて!というコメントを見て、手に取った。
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少し前から、「ことば」のひとつとして「手話」が気になっていた。
手話は、助詞がないらしい。
だから、ろう者の人は、文を正しく書くのに苦労しているらしい…
その程度の情報しかないまま、読んだ。

最初の2ページぐらいで、さっそく衝撃を受けた。

東京のろう学校の生徒と先生のやりとり。
中途失聴の人の話をしたら、「病気で途中から耳が聞こえるようになることってある?」ってすごく不安そうに聞いてきて。
ないと思うよっていったら、みんなちっちゃい声で(手話で)「やった!」って(笑)。

(太字:本文P7より抜粋)

耳が聞こえるようになることが嫌なの?!
その子にとっては、聞こえない世界が普通で、「大変」なんじゃないんだ…。

そして、わたしが「手話」だと思っていたのは、
聴者が学びやすい、理解しやすい「日本語対応手話」だったこと。

また、その「日本語対応手話」が、
実はろう者には、理解しづらいものだということ。(衝撃)
ろう者が理解しやすい「日本手話」が長く避けられていたこと…。(さらに衝撃)

途中で、え?と小さく声をあげてしまったり、本を少し閉じてため息をついてしまったり…。
結局、一気に読み切ってしまった。

私のそばにいる、ろう者の人たちのこと。
なんにも知らなかったんだなと、改めて思った。


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BRUTUS(ブルータス)で、台湾特集!

今日、ふらりと本屋へ。
「台湾」特集のBRUTUS(ブルータス)を見つける。
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BRUTUS(ブルータス) 2017年 8/1号[台湾で見る、買う、食べる、101のこと。]

すかさず購入。

年末こそ、行きたいな~
夏は、これを見ながら、台湾気分を味わうか…。

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久しぶりに韓ドラを視聴中~『私の人生の春の日』(2014)

韓国語をふたたび習い始めたわたし。
クラスメートと帰りしな韓ドラの話をした。
「そういえば、最近見てないな」とGyaoの「韓流」をチェック。

と、久々に続けて見たいな~と思うドラマに出会えた。
今、Gyaoで視聴できる、『私の人生の春の日』。
https://gyao.yahoo.co.jp/player/00486/v12495/v1000000000000013792/?auto=1&rep=2&ap_cnt=2&second=0
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見ていると、なんだか温かい気持ちになる。
映像がいい。
スッと物語の中に入り込んでしまい、続けて3話分見てしまった。
カム・ウソンが、いいよね~
残念ながら、2話をもう見られない。
次のお話が待ち遠しい。

■あらすじ

5年前に心臓移植を受け、ヘギル病院で臨床栄養士として働くボミ。患者にいい肉を食べさせようと評判の精肉店へ買いに行くが、ひょんなことから店員とトラブルに。その後、心臓提供のドナーが眠る牛島(ウド)を訪れたボミは、海辺にいる子供たちを見て何故か涙ぐむ。彼らの父親ドンハは、ボミが精肉店で言い争った相手だった。実はボミの心臓はドンハの亡き妻から提供されたものだったが、それを知るのはドンハの弟でボミの婚約者でもあるドンウクだけ。不思議な縁で引き寄せられた男女の運命が動き出す……。
(Gyao「私の人生の春の日」内容・ストーリーより)






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五月天20週年 [ 回到 1997.3.29 ] LIVE 映像を見る

偶然、五月天の20周年ライブの映像を見つけた。
さっそく見てみた。

いいライブだな~と思う。
メンバーもお客さんもとってもライブを楽しんでいた。
特に、各メンバーは、なにか感慨深げだった。
20周年のライブができる喜びを、しみじみかみしめているようだった。

私の好きな「憨人(ゴンラン)」も歌ってくれていた。
最後のコーラスのところは、会場のお客さんが大合唱。
その間、阿信は、なにか語っていたけれど、全然わからないの(;;)
その語りが、とてもとても長くて、お客さんの声が徐々に小さくなっていった気が…。

それにしてもトークコーナーの多いコト。
メンバー同士のトークでは、ピアノの生伴奏がつく。
話しのオチのところで、トゥルルルル、とか、
ピアノの効果音がついて、意味がわからないながら、けっこう楽しめた。

ホントに、
一度ライブを見に行きたいなぁ~

それまでに、もっと中国語、わかるようになりたいな。
他のお客さんと一緒に笑いたいし、泣きたい…。

ともあれ、
日本にいながらにして、五月天のライブ、楽しめました^^

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「丁寧な仕事に幸せが宿る」武田 双雲が語る仕事③(2017年5月14日 朝日新聞朝刊)

書道家の武田 双雲さんの記事。
以下、記事より抜粋。

 この時代の日本に生まれてきたことだって奇跡のようですが、
さらに、あなたは仕事を様々に考え、時には迷い、選んできて今があると思います。
その結果、人類の膨大な営みの一部を仕事として授かったのです。
そんな神聖な気持ちで仕事に丁寧に向き合ってみると、
経験しなかった経験が感じられると思うんですね。

 僕が書道家の道へ踏み込んだのも、自分から目指して突き進んだというより、
幾重もの出来事によって連れてこられたような気がします。

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今、日本語教師として仕事をしているけど、
人の前に立つ仕事をしているなんて、昔は考えられなかったな、と、
ふと思うことがある。

いろいろな出来事があって、「連れてこられた」。
本当にそんな気がする。
せっかくこの場にいるんだから、いい場所にしたいよね。

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五月天(Mayday)のアルバム、あらためて聞いてみる

ふたたび、台湾のバンド、五月天(Mayday)のアルバムを聞いています。

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『五月天 / 步步自選作品輯 2CD 』(Mayday- The Best of 1999-2013, Side-by-side Version)

きっかけは、今教えている中国の生徒に、アイドルが好きと聞いたけど、だれが好きなの?と尋ねると、TFBOYSというグループだという…。ネットでさっそく検索したら、すぐに見つかる。
なんでも中国で初めてのアイドルグループなんだそう…。そして、すごい人気だとか。

TFBOYSの記事
http://www.cinemart.co.jp/article/blog/20150706000082.html

そんなことをしていたら、ふいに上のアルバムを聞いてみたくなった。

アルバムを買った当時、中国系の音楽は、ほとんど聞いたことがなかった。
台湾行きの飛行機の中でたまたま耳にした、Maydayの「Step by Step」。
中国語がまるで分らない私にも、なにか心に響くものがあって、空港で買ってしまった。

今だに、中国語の勉強は進んでいない…。
ひさびさに聞いてみると、
わからないのに、なにかいい。なんなんでしょうね~。

どうも来日もしているらしい…。
こんどチケットが取れたら、行ってみようかな。
そのころには、中国語がもう少し理解できている…はず…。



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仕事力「丁寧な仕事に幸せが宿る」武田 双雲が語る仕事①(2017年4月23日朝日新聞朝刊)

書道家の武田 双雲さんの記事。

以下、記事から抜粋。

 僕は個性って、自分らしい幸せ感だと思っています。

 大切なのは、自分の心の底からやってみたい、ワクワクするようなビジョンを掘り起こすことです。
会社で、丁寧に続けたいような仕事が見つかったら毎日は楽しい。
個性とはあなたが持っている価値観のことなんです。

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個性って言われると、なにか強烈な、
ほかの人とハッキリとちがっているようなもののように感じていた。

「自分らしい幸せ感」かぁ…。


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耕論 相手の話、聞こうよ お客の存在見えているか 三遊亭 白鳥さん(2017年4月18日朝日新聞朝刊)

落語家の三遊亭 白鳥さんの記事。

以下、記事より一部抜粋

 僕は高座を全部録音しています。客席が揺れる笑いが残っていることもあるけど、
僕の声とチクタクという時計の音しか聞こえないときがある。
そういうときです。お客を知れなかったのか、ネタが分かりにくかったのか。
手直ししていくと、受けるようになる。あきらめちゃだめです。

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ここ数年、20代ぐらいの留学生を対象に日本語を教えていた。
テキストもあったし、学校の方針も決まっていたから、
それにそって進めていけばよかったけれど、
なにか面白さが感じられなくなっていた。

この春から新しい職場で、中学生相手に日本語を教えることになり、
いろいろ模索しながら準備している。
どんなことだったら興味を持ってくれるだろうか?
と生徒たちに触れ、彼らの様子を観察しながら、準備している。
それが、なにかおもしろい。

いままでも、学校のワクはあるけれど、自分なりのアプローチの仕方で進めていけば、
学生も私も「おもしろく」授業できたかな…。
新しいことをはじめて、そんなことに気づかされた。

今からも、始めてみようか。





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