街をぽくぽく歩いてみれば

カテゴリ:アートめぐり(日本)( 22 )

ブラティスラヴァ世界絵本原画展~8月27日(日)まで(平塚市美術館) 

年少者に日本語を教えることになり、
最近、絵本や児童書に触れることが多くなった。
そんなこともあり、この原画展は気になっていた。

ブラティスラヴァ世界絵本原画は、芸術性の高い作品や実験的でユニークな作品が集まる世界最大規模の絵本原画コンクールです。
その50 周年を記念して「日本の絵本の歴史50 年」「絵本の今とこれから」の2部構成で作品を紹介します。

(太字:平塚市美術館HPより)

絵本の原画展を見に行くのは、初めてかもしれない。

会場の中央には、展示されている原画の絵本と椅子がある。
鑑賞しながら、絵本を読むこともできる。

この点描は、なんだろう。
このネコの気持ちを表しているんだろうか…。
そう思いながら、絵本をめくると、それは、花畑だった…。

空の色! 犬と少年…季節は夏だな…。
好きだなぁ、この柔らかな色合い、情景…。

絵本を見ていくと…けっきょくこれは、どういう話なの??
少し混乱する。
さわやかな色彩、情景だけに、よけいその話を怖く感じた。

絵が好きで、ときどき絵画展など見に行く。
たいがい下調べなどせず、自分の解釈で感じたり味わったりしている。
理解できず、う~~んと苦悶してしまうことも。
それも絵画鑑賞の楽しみだったりする。

今回の原画展では、ある意味答え合わせができるので、面白い。
まず、絵だけを見て、自分なりのストーリーをつくる。
気に入った絵のお話を知りたくて、絵本で反すうする。
すこしずれていたりすると、それもまた楽しい。

一つ一つの絵を楽しみながらも、
その迫力に圧倒されていた。

B4サイズほどの絵本。
その原画が、自分の背丈ほどもあるものだったとは。
読む時、絵本の表面は、対外ツルリとしている。
原画は、それぞれ肌触りがちがうよう(触れないけど)。

結局、
足の裏が、痛くなってしまうくらい、展示会場を歩き回ってしまった。
こんなに夢中でこの展示を見ることになるとは。
自分でもびっくりした。

平塚市美術館
http://www.city.hiratsuka.kanagawa.jp/art-muse/20162005_00002.html



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街中に現れた、海海海《 伊藤 太郎ito taro 世界の海の海洋生物展》2017.8.8(火)-31(木)

小雨降るこの日、久々にこのギャラリーの前を通りかかった。
青い海をシャチ?が大挙して泳いでいた。

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吸い込まれるように、中へ入ってしまった。
どうもその海は、段ボールのようだ。
シャチたちは、べつの紙から切り抜かれ、この海を泳ぐことになったらしい。

すこしひしゃげた木でできている海?もあった。
なんだろう、これは…。
ふいに通り過ぎた、青年に尋ねてみた。
「椅子の…まがってるところ」と。
どうも、椅子の背もたれの一部を使っているらしい。

あとで、ギャラリーのカフェにいたお客さんから、
その青年が、この海の絵の作家、伊藤太郎さんであることを教えてもらった。

この日は、雨が降ったり止んだりで、なんとな~くどんよりした気持ちだった。
けれど、
しばらくシャチやイルカの泳ぐ海を眺めているうちに、
ふしぎと穏やかな気持ちになっていった。
ぼんやりと波音を聞きながら、海を眺めたあとのように。

伊藤 太郎

1989年神奈川県生まれ2012スタジオクーカ所属。

シャチやイルカ海洋生物大好きで世界分布暗記。スマートフォンを片手海洋生物ける。同沢山作ったり記憶したりすることが得意、海洋生物繁栄って一人ライン生産する「辻太郎招福クマデ作者でもある。本展ではそんな伊藤太郎海洋生物世界をご紹介します
(太字:GALLERY COOCAのHPより)

この展示の詳細↓(GALLERY COOCA HPより)
https://www.studiocooca.com/news

このブログでの関連記事↓
GALLERY COOCA (ギャラリークーカ )~ふいに現れた?カフェ
http://bono1504.exblog.jp/24246556/


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「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」~東京国立近代美術館

久しぶりに、美術館へ行ってみた。
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「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」展。

東京国立近代美術館のHPによると、


本展は日本の建築家56組による75件の住宅建築を、400点を超える模型、図面、写真、映像などを通して紹介する壮大な試みです。

時系列ではなくテーマごとの展示になっているので、「日本の家」の特徴を深く理解いただけます。

2016年秋からローマ、ロンドンを巡回し、いよいよ東京で開幕します。

建築の専門家ではないので、
「この家に住んでみたいな~」「どんな人が住んでいるんだろう??」など、
いろいろ想像を巡らせながら、見て回った。

とくに興味深かったのは、建築家が建てた家で暮らしている家族のインタビュー映像。

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部屋の真ん中にある太いコンクリート?の柱をひらりと越えて現れた息子さんいわく、
その家は収納などまったくなく、物の整理には工夫が必要だという。
そのことで、暮らしている人の個性が出せる家なのだとか。

インタビューは、施主の奥さんと息子さん、それぞれの部屋でしているよう。
なるほど、「住んでいる人の個性」が出ている…。

別の展示で、目を引く建物があった。
「蟻鱒鳶ル(アリマストンビル)」。

岡啓輔さん(一級建築士)が、たった一人でコツコツと家を建てているという。

美術館での解説によると、

地下1階地上4階(予定)の住宅。設計にはじまり、資材の手配、足場づくり、配筋、型枠、コンクリート打設まですべての作業を行い自邸を建てている。

2005年からはじめて、2017年現在も進行中だそうだ…。

岡さんのブログ↓でその様子がつづられている。
蟻鱒鳶ル保存会
http://arimasutonbi.blogspot.jp/

家に帰って、改めて調べてみると、テレビなどでも取り上げられたらしい。
(実は、有名な家だったのね…)

その展示の中で、このようなことばがあった。

何かの完成である。
と、同時に、次への舞台である。

この建物に関してのことばなんだけど、とっても深いな~と思った。

長く難しいコト、新しいコトに取り組んで、「あ、ひと山超えたかな?」と思う瞬間がある。これは、「何かの完成」なのかもしれない。
で、「同時に、次への舞台」が始まるということなんだ。

この企画展を見終わった後、なんだかむしょうに部屋を片付けたくなった…。


「日本の家 1945年以降の建築と暮らし」東京国立近代美術館
開催期間は、10月29日まで。
http://www.momat.go.jp/am/



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藤沢今昔まちなかアートめぐり2016

さわやかな秋空にさそわれて、アートめぐりをしてきました^^

藤沢今昔まちなかアートめぐり2016
http://f-artkonjaku.tumblr.com/

街に点在する蔵や古い商店の店先などで、
内外のアーティストの作品を展示するというイベント。
もう、7年も前から開催しているそうです。

JR藤沢駅からプラプラ歩いて、20分くらいでしょうか。
まずはじめに、「有田家」という会場から鑑賞。
蔵の2階へコワゴワ上がると、そこには絵や、巨大な昆虫のオブジェが…。
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となりのトトロの「まっくろくろすけ」とかでできそうな雰囲気…。

「美術館」とかじゃなくて、こういったスペースに展示されるのって、
面白いなぁ~としみじみ思う。

その後も、イベントマップに沿って、街歩きも楽しみつつ、作品を見ていく…。

その界隈には、ちょうどいい具合に年季の入った建物があったりして…楽しいですねぇ。

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裏道にも入ってみたりして…。

秋空のもと、すてきな休日を過ごせました^^


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「平塚まちなか美術館」アートプロジェクト

先日、朝日新聞でこのプロジェクトについて知り、さっそく見に行ってみました。

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作家さんが、制作中のようでした。

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思ったよりこじんまりしていましたが、このスペースだけパッと明るくなっていました。
「美術館」というのにふさわしい作品の数々。
まだまだ作品は増えていくようで、楽しみです^^
また見にいってみようかな~


「平塚まちなか美術館」
〜公園通り新仲商店街明石町ビル工事壁画アートプロジェクト〜

「工事中で冷たい壁」から「賑やかに彩りある壁」へ。平塚で活躍する10名のアーティストが壁面にペインティングを施し、商店街を賑やかにします!!
「またシャッターが閉まって、だんだん寂しくなっちゃう、、、」商店街店主のそんな声を耳にするようになりました。


この企画を第一歩に自分たちが活動する平塚の街を賑やかにするお手伝いができれば。そんな思いで集まったアーティストたちが商店街の依頼を受けてペイントします。

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《 公園通り新仲商店街会長 》
加藤一郎

《 イベント委員 》
清水直幸

《 参加団体・参加者 》
・ギャラリークーカ (
http://www.studiocooca.com/)
松本倫子 / 伊藤太郎 / 清水壮一郎

・1761studio (http://1761studio.wix.com/home)
岩崎夏子 / 坂下言葉 / 髙橋健太朗

・ガールズアートユニットENOWA
杉山彩 / 福田絵里奈

・平塚を拠点に活躍するアーティスト
内山陸 / 宮本仁彦

《 協力 》
株式会社ヒノヤ、日本特殊塗料株式会社、SIGN DESIGN

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《 制作期間 》
2016年6月12日(日)−19(日)  11:00−22:00

《 展示期間 》
2016年6月19日(日)〜年末(予定)
*太字は、「平塚まちなか美術館」facebookより
 https://www.facebook.com/hiratsukamachinakabijutsukan/


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宮本 隆司 写真展:九龍城砦 Kowloon Walled City(品川・キャノンギャラリー)

品川のキャノンギャラリーで、こんな写真展があるらしい。

宮本 隆司 写真展:九龍城砦 Kowloon Walled City
http://cweb.canon.jp/gallery/archive/miyamoto-kowloon/index.html

本展は、写真家宮本隆司氏による写真展です。
かつて香港の九龍地区にあった高層スラム、九龍城砦を撮影した写真約50点を展示します。

無法地帯、迷宮と呼ばれ、4万人が息をひそめて棲む巨大コンクリートスラム 九龍城砦。この地に流れ着いた人々の生活を写し撮り、スラムの状況を今に伝えます。現代の無秩序と闇の具現体である九龍城砦が、宮本氏の操る光と影によって見事に再構築されました。
九龍城砦が取り壊された現在、想像を絶した謎多き空間を新たに提示する貴重な作品となっています。

(写真展の紹介文より)

面白そうなので、ぜひ行ってみたいな。



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特別展「書」 ― 写真家 秋山庄太郎 + 書家 沢村澄子 ―(秋山庄太郎写真美術館)

たまたまネットで探し当てた、展覧会に行ってみた。
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花や女性ポートレート等の作品で知られる写真家・秋山庄太郎(1920-2003)は、絵画や生け花をはじめさまざまな分野の芸術にも親しみました。書もそのひとつで、書家・芸術家・文士の書を多数所蔵し、自ら筆をふるうこともしばしばでした。
 沢村澄子氏(1962-)は、現在まで50回を超える個展を開催、盛岡を拠点に各地で活躍する気鋭の書家です。立体作品や50メートルもの野外作品を制作したり、他ジャンルの作家とのコラボレーションに取り組んだりと、型にはまらない活動を続けています。
 芸術ジャンルの垣根にとらわれない姿勢をもった秋山と沢村氏に共通するのが「生きる」というキーワード。本展はこの言葉を手がかりとして、沢村澄子氏監修のもと秋山庄太郎筆による書、秋山旧蔵の書家・芸術家・文士の書をご紹介するとともに、沢村氏の自選作品や新作インスタレーション作品を展示します。

(秋山庄太郎美術館 展示案内より http://akiyama-shotaro.com/page2.html

不思議なことに、書家の書より、写真家である秋山氏の書に惹かれた。
なんでだろう。
書が「生きている」ように感じた。
書家の書より惹かれるなんてと、自分の感覚に自信がなくなるくらい…。

展示スペースは屋上にもある。
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作品を見た後、青空を仰いでしまった。
作品に書かれている、詩が素敵で。

ゆったりと、贅沢な時間だった。


特別展「書」 ― 写真家 秋山庄太郎 + 書家 沢村澄子 ―
4/29(金)~5/29(日)

秋山庄太郎写真美術館
http://akiyama-shotaro.com/page5.html


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関健作写真展「ブータンの小さな瞳」~5月12日


あーすぷらざに行った際、偶然小さな写真展をしていた。

「昔ながらの生活を続ける、ブータン・イスナ村。その村に暮らす6歳の少女キンレーを関健作が写真で追いかけた。不思議な魅力あふれるキンレーの日々の暮らしをまとめた写真展。キンレーの生活を通してブータンのライフスタイルを覗いてみませんか。」
(あーすぷらざ 写真展の記事より)

http://www.earthplaza.jp/ai1ec_event/20160415seki_bhutan_photo?instance_id=

この関さんは、JICA青年海外協力隊の体育教師としてブータンへ行ったことをきっかけに、ブータンに魅せられ、ついには写真家になってしまったらしい…。現在はブータン、チベット文化圏に住む人々をテーマに撮影しているそうだ。

小さな女の子と家族の暮らしぶりを垣間見ることができた。
暮らしにすっかり溶け込んでいる写真は、彼女の家族が撮ったもののようだった。
行ったことないのに、なぜかブータンの風や匂いが感じられるような気がした。

この写真展と合わせて、イベントもあるらしいです。

関健作 講演会「僕がみた、ブータンの優しいくらし」  
2016
430() 14001530 (開場30分前)

関健作さんの略歴(あーすぷらざの写真展紹介記事より)
1983
年、千葉県に生まれる。2006年、順天堂大学・スポーツ健康科学部を卒業。2007年からJICA青年海外協力隊の体育教師としてブータンの小中学校で3年間教鞭をとる。2010年、帰国。小学校の教員をしながら写真展を開催。現在、写真家の道を選び、ブータン、チベット文化圏に住む人々をテーマに撮影している。日本で唯一のブータン語(ゾンカ語)翻訳、コーディネーターでもある。
【著書】『ブータンの笑顔 新米教師が、ブータンの子どもたちと過ごした3年間』(径書房)
【写真提供】『撮り・旅!地球を撮り歩く旅人たち』(ダイヤモンド社)

http://www.kensakuseki-photoworks.com

あーすぷらざへのアクセス↓
http://www.earthplaza.jp/access.html





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GALLERY COOCA (ギャラリークーカ )~ふいに現れた?カフェ

studio COOCAについて。

JR平塚駅から、図書館へ行こうと、ぽくぽくと歩いていた。
とおりの向こうに、ポップな看板を見つける。
近づいて窓越しに見ると、どうもギャラリー併設のカフェのよう。

中に入ってみる。

しばらく、作品を眺めたり、オリジナルグッズを物色。
お店の人が、近々作品展をするからといって、パンフレットをいくつかくれた。

福田みのり・内田昭夫 展 「私の脳はインターネット」(4月4日~22日)
http://www.studiocooca.com/#!福田みのり・内田昭夫-展-「私の脳はインターネット」/c1dgl/56ebd86e0cf27d89644e9368

このカフェは、2015年11月にオープンしたらしい。

ギャラリークーカ&カフェでは、ハンディキャップのあるスタッフが自分の得意なことでお店作りに参加
しているそうだ。(太字はパンフレットより)

作品を見た瞬間、もしかしたらアールブリュットの作品かな?と思ったけど、やっぱりそうだった。
子供が描く絵のように奔放な雰囲気があり、色彩とか、ち密な感じもして…。

すごく好きだな~。こういう絵。

店内は、作品の雰囲気に合わせたように明るく、それでいておしゃれな雰囲気。
近々、また行ってみようかな。

GALLERY COOCA (ギャラリークーカ )http://www.studiocooca.com/

〒254-0042平塚市明石町14-8

0463-67-7520

アクセス:平塚駅から徒歩6、7分

studio COOCAについて。



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大西みつぐ写真展「WONDER LAND1980-1989」JCIIフォトサロン

気になっていた写真展に行く。
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生まれ育った町をこよなく愛し、そこに暮らす人々や変わりゆく町のありようを見つめ続けた大西氏が下町生活者としての自身の存在を確認し表現した作品約70点(全作品モノクロ)を展示。
(写真展の紹介記事より)

展示されている写真は、80年代の下町の風景。
被写体になった町の人たちの服装やヘアスタイルに時代を感じる。

会場の真ん中のショーケースの中には、
当時のアイドルのレコードやおもちゃなどが展示されていた。
そんな展示品の古びた風合いにも、時間の経過を感じる。

展示されている写真を一枚ずつ見ていたら、
なんだか目の奥がジワッと熱くなってきた。

80年代の自分の姿を写真の向こうに見た気がした。

もう一度あの頃に戻りたい、と思ったわけじゃないけど。
あぁ、もう帰ってこない時間なんだな、
そう思ったら、なんだか泣きたいような気持ちになったのだ。


大西みつぐ写真展「WONDER LAND1980-1989」
会 期:2016年3月1日(火)~27日(日)
会 場:JCIIフォトサロン
http://www.jcii-cameramuseum.jp
時 間:10:00〜17:00
休館日:月曜(祝日の場合は開館)
料 金:無料

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