街をぽくぽく歩いてみれば

カテゴリ:こんな本・記事を読んだ( 141 )




『緋色の研究』コナン・ドイル 創元推理文庫

「おもしろいですよ」とすすめられ、普段読まない推理小説を読んでみました。

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なんとなく苦手だった推理小説。
意外と、一気に読んでしまいました。

心に留まった部分をちょっとメモ。
(太字:本文より抜粋)

一般常識を知らないホームズに驚いたワトスン。
それを見たホームズの発言。

「ぼくは今それを教えてもらったから、こんどはさっそく忘れるように努力しましょう」

「え!忘れるんですって!」
(私も同じことを思ったw)

「人間の頭脳というものは、がんらいは空っぽの小さな屋根裏部屋のようなもので、
好きな道具だけしまっておくようにできているのです。
ところが、ばかな人は、出くわしたがらくたものを、片っぱしからみな取り込んでおくから、
役にたつ知識はみんな押しだされてしまうか、それでなければ、ほかのものとごちゃまぜになって、
しまいに、それがどこにあるか、わからなくなってしまうでしょう。

ところが、熟練した職人は、頭脳の屋根裏部屋に何をつめこむかについて、
細心の注意をはらうわけです。
自分の仕事に役にだつ道具しか入れず、しかもこれについても、
大きな仕分けをつけて、かつ、もっとも完全な形に整備をしておく。

いったい、この小さな部屋が伸縮自在の壁でできていて、いくらでも伸びひろがるものだと考えるのがまちがいのもとなんですよ。

一つ知識をとり入れるたびに、まえから持っていたものを一つずつ忘れてゆく時期が
かならずいつかはやってくるものです。
だから、無用なことをおぼえて役に立つ知識を追いださないようにするのは、
じつにたいせつなことですよ」

たしかにそうだな~って、思ってしまいました。
日本語教材に関しても、
あれも必要、これも必要っていろんな情報をとりあえず手元に置いておく。
でも、生かしているか?というと…そうでないことが多いかも。
頭の中も、同じかも。

ちなみに「緋色」って、この色↓でした。
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by bono1504 | 2018-05-13 21:42 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

『東京人 ビル散歩1960-70年代』2018年5月号

そろそろ、ゴールデンウィーク。
まだなんの予定も立てていない。
なにかおもしろいものはないかと、本屋へ出かける。

心の琴線に触れる1冊を発見!
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東京のちょっとレトロな?ビル特集。
私の好きな金物(面格子、柵)や床のページもある…。

この連休は、
気になる建物をピックアップして、
ちょっとレトロなビル見物をするのもいいかなぁ、なんて。

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by bono1504 | 2018-04-26 09:51 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

あの窓の名前は、鉄窓花…~『台湾レトロ建築案内 文・写真 辛永勝・楊朝景 x-knowledge

なんとなく、本屋に立ち寄りたくなり、旅行本のコーナーを何の気なしに見ていたら、
ピピーーーンときた。

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すかさず小脇に抱えてしまいました。

時を経た建物を見るのが好きです。
台湾に出かけると、その建物の醸し出す雰囲気が素敵で、じっと眺めてしまうことも、しばしば。
とくに心惹かれるのが、鉄格子のかかった窓。
手作り?と思ってしまうような味のあるデザインの数々。
気に入った窓を見つけると、さりげなく写真を撮ったりして。
こんな私って、絶対アヤシイ人だよな~と思いつつ。

そんな私みたいな、イヤ、その何倍も台湾のレトロ建築を愛する人々がいました。
彼らは、facebookでレトロ建築の魅力を伝える活動をしているそうです。

老屋顔
https://www.facebook.com/pg/OldHouseFace/about/?ref=page_internal

その活動をまとめた?のが、この本のよう。

実は、この本の、「鉄窓花」の世界 という項目しか見ていないのです。
これから、台湾のレトロ建築の旅に出かけようと思っています。



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by bono1504 | 2018-03-20 18:58 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

「ほほえみ」という詩~『置かれた場所で咲きなさい』渡辺和子著 幻冬舎

最近、本が手放せない。
本からなにかヒントをさがしている、気がする。

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著者の渡辺和子さんが30代のときであったという詩、「ほほえみ」。
この詩の一節がこの本の中に記されている。

もしあなたが 誰かに期待した
ほほえみが得られなかったなら
不愉快になる代わりに
あなたの方から ほほえみかけて ごらんなさい
ほほえみを忘れた人ほど
それを必要とする人は いないのだから

(太字:本文より抜粋)

著者の渡辺さんがこの本を書いたのは、85歳。
人生の大先輩でもあり、聖職者でのある渡辺さんでも、日々迷いや葛藤があるという。

85歳の自分。
想像できない…。果たして生きているのか??
そういう年になっても、私は今みたいにジタバタしているんだろうか。

せめて、
傍らにいるだれかに、ほほえみをかけられる私でいたいなぁ。



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by bono1504 | 2018-03-04 20:55 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

やめずに休憩を~『伝わるちから』松浦弥太郎著 小学館文庫

最近、なんだか「とっちらかってるな」と思う。

そんなとき、駅ナカの本屋さんで手に取った本が、コレ。
タイトルに惹かれて、つい手に取り、そのままレジへ直行…。

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以前、この方の本を読んで、ちょっと心がやわらかくなった記憶がある。

この本の中から、一部抜粋。(太字部分)

 まずは一息つくこと。そして、それまで使い込んだ気持ちとか考え方、思い、習慣など、
自分がこだわっていたいろいろを、元にあった場所に戻すような感じで、… 片づけてみる。

その片付けだけど、実際どうすればよいかと思うだろう。
一番のおすすめは、ゆっくりじっくりなにかをするのがよいのです。…

そうしていると、
欲しいもの、したいこと、見たいことなど、
「新しい地図」や「手がかり」フワッと思い浮かんでくるらしい。

さ、ちょっと片付けでもしましょうかね。「やめずに休憩」という考え方です。

ちょっとココロの片付け、してみようかな。



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by bono1504 | 2018-02-23 22:01 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

ちょっと行ってみちゃう?台湾へ。~『不思議の国のゆるライフ 奇怪ねー台湾』青木由香著 東洋出版

授業後、帰りの電車の中、
たいがい今日の授業のことを振り返って、メモしてみたり、
ボンヤリ暗い窓の外を眺めたりしている。

今日は、この本のページをめくっていた。

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もう、口元がゆるんでしょうがない。
はは。と、ちいさく笑ってしまいそうだ。
きっと向かいに座っていた人は、私の顔を見て、
ちょっと気持ち悪かったんじゃないかな。

この本を読んでいるうちに、
そんなの、どうでもいいよって思えちゃう。

日本人よ、
もしも人生つらいなら、
台湾へおいでなさい。
(太字:表紙カバーより)

そう?ちょっと行ってみちゃう?



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by bono1504 | 2018-02-20 21:26 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

『自閉症のうた』東田直樹著 角川書店

日常のちょっとしたことで、心にさざ波が立つ。
人と関わると、心がザワザワする。
それがわずらわしくて、人と関わらない日々を過ごしていると、
心が固まっていく気がして、「いいのかな」と思ったりもする。

そんなとき、出会った本。
たくさんある本のなかで、ふいに手にとってしまった。

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今まで、東田さんの本は何冊か、読んだ。
不思議とページが進んで、読後、不思議と心がやわらいでいた。

今回の本は、2017年の5月に出た本で、
十二歳の時に初めて本を出版してから二十四歳の現在までに、自閉症に関する本だけでなく、
エッセイ、絵本、詩集など二十冊以上の本を出版

(太字:「はじめに」より抜粋)したそう。
2017年、東田さんは二十四才。

青年となった、東田さんの紡ぎ出す言葉をたどると、
さざ波のたった心が、しんと静かになる。
どうしてだろう…。






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by bono1504 | 2018-02-13 21:40 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

墨田で続く日本語支援~NHKラジオ深夜便「ことばの壁を乗り越えろ」

今朝、4時前に目が覚めてしまい、ラジオをつける。
NHKラジオ深夜便の4時からの番組がちょうど始まった。
今回は、日本人の配偶者を持つ外国人介護ヘルパーに日本語支援をしているNPO団体の方のインタビュー。

インタビューを受けた柳田さんは、東京・墨田区の「NPO法人 てーねん・どすこい倶楽部」の理事。
「どすこい倶楽部」というインパクトのある名前は、両国などお相撲さんと関係する土地柄?からつけられたみたい。

このNPOは、定年後の世代グループで、おのおのの過去のキャリアを生かした趣味や社会貢献活動をしている。
介護ヘルパーと関わっているのは、柳田さんをはじめとした、「日本語教育支援部」の面々。

このグループのホームページから、実際にどんな授業をしているか覗き見ることができた。
http://tehnendosukoiclubnihongo.jpn.org/index.html

漢字の指導などは、日本語講師が行い、
戦争中のことばを伝えたり、学習したことばを日本語入力する際のサポートなど
このグループの会員ならではの関わりをしているよう。

介護の現場で高齢者との会話でよく耳にする昔の言葉は「どすこい倶楽部」の会員から教わることがあります。
(太字:すみだ外国人介護ヘルパーのための日本語教室「教室の様子」から)

柳田さんのお話のなかで、ステキだな~と思ったのは、
支援する側(会員)も一緒になって介護について学び、それを楽しんでいること。

そんなメンバーと関わった外国人たちも、資格取得(ケアマネージャーなど)という成果を出しているという。

日本人の配偶者として日本で暮らす彼女たちは、資格を取得する際、
試験時間の優遇措置など受けることができないので、
介護の資格をとることは、まだまだ高い壁なのだそう。
このグループでは、優遇措置が取られるよう、働きかけているよう。
難しさもあるようだけど、きっとこれからも息を長~く続けていくんだろうな。

私は現在、日本語教師として外国と関わる子どもたちと日々格闘している。
けれど、最近すこし行き詰まりを感じてもいる。

「私だからできることってあるのかなぁ」

柳田さんのお話を聞きながら、そんなことを思った。

介護職試験 ことばの壁を乗り越えろ
NPO法人 てーねん・どすこい倶楽部
理事 柳田恭子
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/program/2a2.html



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by bono1504 | 2018-02-07 21:49 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

『シニアひとり旅』下川裕治著 平凡社新書

「旅に出たいな~」と思うこの頃。
ふいに、下川さんの本に出会う。

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下川さんは、おもにアジア、沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。
(太字:著者紹介より)

台湾、韓国、タイ…それぞれの旅のエピソードが綴られていて、
ふいに、ニヤニヤして読んでいる自分に気づく。
いいな~、こんな旅してみたいって。

その中でも心に残ったのは、タイのブアヤイという街を訪れたときの話。

立ち寄った薬局のおじさんに教えてもらった「湖のほとり」にある小さな宿に泊まる。
すこし休んでから、なにか食べなくては…と街へ出る。
十件以上ならぶ屋台の一軒のテーブルにつく。
そこは、おばちゃんひとりで切り盛りしているそば屋。
食べ終わると、テーブルでぼんやり…。

いいねぇ。

時間が許せば、あと二、三泊したい気分だった。昔、そんな旅を繰り返していた。
気に入った街には一週間近くもいた。毎日、街を歩き、ノートに街の地図を書いた。
いまのように情報をネットにアップする時代ではなかったが、仮にそんな方法があったとしても、
僕はなにもしなかったはずだ。ただ、自分のためだけに地図を書いた。
旅は気が遠くなるほど暇で、ひとり遊びだけがうまくなっていく。それが僕の旅だった。

(太字:本文より抜粋)

あ~、こんな旅がしてみたい。


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by bono1504 | 2018-02-02 20:37 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

『たった5分でクラスがひとつに!学級アイスブレイク』江越喜代竹 著 学陽書房

お正月休みも終わり、日常に戻る。
休みボケをリセットするために、授業に役立ちそうな本を読んでみる。

著者は、大学院で野外教育の研究と実践に取り組む。会社勤務経て、小学校の現場へ。
現在、アイスブレイクを活用した授業実践を展開している。

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紹介されている活動は、今すぐにでも実践できそうで、実際に試したくなるものばかり。

アイスブレイクのアイデアの間にのっている8つのコラムも興味深い。
そのうちのひとつ。心に残った文があった。

ある学校の校長先生は、
「すべてを子どもたちのために、じゃなく、すべては子どもたちのために、なんだ」
とおっしゃっていました。
そうやってリフレッシュするなんの関係もなさそうな時間も、子どもたちのために大事なんだよ……と。
 子どもの前に、まず「自分」。少しだけ、わがままになってみませんか?
(太字:本文より抜粋)

この一冊には、著者が実践を通して得た経験が、惜しみなく記されている。
著者自身が、楽しんで「アイスブレイク」を実践しているんだな~と、感じる。

正直、
この頃、授業を楽しめなくなっていた。
自分が楽しくなくっちゃ、「楽しい授業」なんてできないよな。
ページをめくりながら、しみじみ思った。

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by bono1504 | 2018-01-16 22:17 | こんな本・記事を読んだ | Comments(0)

釜山で3年半暮らした後、帰国。釜山時代に趣味となった「街歩き」。最近は台湾にも足をのばしています。(写真:韓国・ソウル)
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