街をぽくぽく歩いてみれば

カテゴリ:老街をぐるぐる( 6 )




鹿港 日の暮れた街と路地裏のネコ

鹿港に泊まることを決めた私は、
気の向くまま、半日歩きとおした。

少しずつ日が傾き、やがて夕暮れに染まる老街を歩いた。
鹿港の街の空気はどこか埃っぽい。そして、ときおりやさしい風が吹く。

やがて、日がすっかり暮れたころ、
龍山寺を後にする。

すっかり日が暮れたこの街は、昼間とは少し違っていた。
あんなにあふれていた観光客がどこかに姿を消していた。

大通りながら、人通りの少なくなった老街を歩く。
夜8時を過ぎた頃か。
主に明かりが漏れているお店は、(おそらく手作りの)仏具を商っているようだった。
そんなお店の一軒に目を向けると、
仏像を彫るご主人を黙って見守っている犬の姿があった。
いつまでも眺めていたいような光景だった。

ゲストハウスは、裏通りにあった。
薄暗くて人通りがない。
「ちょっと心細いな」と思っていると、
ニャ~と声がした。
くぐったばかりの門を見上げると、一匹のネコがいた。
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「ゲストハウスを通り越してるよ」
と、教えてくれたのかはわからないけど、
そのネコのおかげで、ズンズン歩きすぎていたことに気付いたのだった。

ありがと。










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by bono1504 | 2017-02-18 22:57 | 老街をぐるぐる | Comments(0)

桃園・大渓老街~小雨降る老街で

木曜の午前中、台鉄桃園駅近くのバスターミナルから、大渓老街へ向かう。
街に着くと、ザザッと雨が降り始めた。
少しどんよりとした気持ちで、散策をスタート。

大渓バスターミナルを起点に、和平通りを目指して、街を歩く。
空は心もち明るくなったものの、相変わらず降ったり止んだりのお天気…。
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<大渓・和平通り>

お昼近くになったので、和平通り(和平老街)にあるお目当てのお店を探して、
しばしウロウロ。

アーケードに入れば、雨も気にならない。
かえって、雨音も心地よく感じたりして…。(単純だな^^;)

旅行前半で雨に見舞われたおかげで?このアーケードのよさを再認識できました。
きっと夏は、強い強い日差しをさえぎってくれるんだろうな~。

時折小雨の降る静かな老街を堪能できました。


下調べのとき、参考にした記事↓

大渓老街の記事(台湾旅行サイト「台北ナビ」より)
http://www.taipeinavi.com/miru/248/

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by bono1504 | 2017-01-05 18:57 | 老街をぐるぐる | Comments(0)

西螺・延平老街~台湾の冬の日差しをなめてはいけません~

まだ、台湾に来て3日目なのに、すっかり弱ってしまった私。
朝、起きたとき「ちょっと疲れているな」と思ったけれど、「見たい」「行きたい」気持ちを抑えられず、この日は嘉義から斗六を経て、西螺(シールオ)へ。

バスに揺られて、着いたときは、
この日の体力をもう半分は使ってしまったのではないかという感じ--;
バスターミナルで一息入れてから、歩き出す。

バスターミナルから公正路を北上すると、まもなく延平老街(イェンビンラオジェ)に着いた。
ひとまず右手の方へ曲がり、散策してみる。
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立ち並ぶ建物は古く歴史を感じさせる風情があるものの、道も軒を連ねるお店もあまりにキチンときれいで、なんだかテーマパークのようで。ちょっとがっかりしている私。

通りを折り返し、今度は反対側にも行ってみることにする。
こちらのほうが、地元の人の暮らしが感じられるような雰囲気🎵
写真を撮りつつ、のんびり歩く。

しかし、次第に体に異変が…。
なんだか首のあたりが異常に凝り、なんとなく頭痛も…。

ちょうど通りに素朴なつくりのベンチがあったので、首筋を冷やしつつ、すこし休むことにする。
どうもそこは、ガス屋さんだったらしい。バイクにガスボンベを積むオジさんがチラチラこちらを見ている。
オジさんは積み終わると、まもなく出発。しばらくして、戻ってきたオジさんは、次の配達に行く準備をしている…。

頭痛もおさまって、だいぶ体力を取り戻した私は、再び歩きはじめた。
冬とはいえ、ここは台湾。強い日差しが照り付けていた。帽子は必要だった…。(反省)

と、近くに「福興宮」という馬祖様をおまつりしている、立派な廟が。
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お参りしていこうか。

しかし、本調子じゃなかった私は、モウモウと立ち込めるお線香の煙の臭いに耐えられず、すぐに出てきてしまうことに。

結局、
2時間ほど散策して、1時ごろには、この街を後にすることになってしまう。
街の規模はそんなに大きくないけれど、味のある街並みや立派な廟もあって、見どころがいろいろあったのに~。

彰化へむかうバスを待っていると、チケット売り場のおばちゃんは、言葉のおぼつかない私が心配だったのか、バスが来るまで気にかけてくれた。バスが出発するときは、大きく手をふりながら、とびきりの笑顔で見送ってくれたのだった。

謝謝。

次回は、じっくり街を散歩したいなぁ。

西螺までの行き方:
台鉄「斗六」駅ちかくの台西客運斗六総站から「西螺」行きバスに乗る。
時間は30分ほど。


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by bono1504 | 2016-01-04 18:47 | 老街をぐるぐる | Comments(0)

斗六・太平老街~通り過ぎた老街~

台湾に来て3日目。
嘉義から西螺(シールオ)に向かう途中で斗六に立ち寄った。
西縲に行くために、ここからバスに乗るためだった。

「ついでに、この近くにある太平老街に寄ってみよう」

歩き出すと、ひょっこり現れた。
あんまりにも風景に溶け込んでいて、古くからある街並みだと気づかなかった。


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ワタシ好きです。こういう風景。

「素晴らしい遺産だから残しています」と言わんばかりに、その部分だけくっきりと「保存」されているものよりも、今もなお生きている建物。

現役の看板が取り付けられ、店舗も今風のお店が入っている。古い建物をそのまま生かしている感じが。
実際、地元の人にとっては、何の変哲もない風景なのかもしれない。

残念ながら、まだ朝早く、あまりお店が営業していなくて、いつもの活気ある?商店街の雰囲気は味わえなかったけれど。
また、なにかのおりに、訪ねてみたいな。

斗六までの行き方
台鉄で高雄から斗六:毎日多発。所要時間約1時間40分~。
(『地球の歩き方 台湾2015-16』を参考)





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by bono1504 | 2016-01-03 15:58 | 老街をぐるぐる | Comments(0)

台南・鹽水で、静かな街並みを堪能

「鹽水」と言えば、ロケット花火が飛び交う「鹽水烽砲」で有名なところ。

北の天灯、南の蜂炮は、元宵節(小正月)の重要な行事になっています。蜂炮の攻撃を受けると、厄を払うことができると言い習わされているので、毎年、塩水蜂炮には、数万人の人々が参加し、海外の報道機関や観光客も押し寄せてくるほどです。

毎年旧暦1月14日、15日は、塩水の人々が最も誇りにする元宵放烽炮の日です。神輿の行く先々で、町民が爆竹を鳴らし、各種のロケット花火をあげ、爆竹の煙や雷のような音の中、空にはロケット花火が飛び交う様子は美しく、壮観です。塩水区の通り全体が爆竹の紙で覆われ、アスファルトの路面はほとんど見えなくなります。観光客も外国や台湾各地から訪れ、小正月の夜の賑わい、緊張感、刺激を楽しんでいます。
(台湾観光局のサイトより抜粋)

訪れた時は、3月半ばの平日。そんな激しい祭りがあるのか?と疑いたくなるくらいの、静かな地方都市の風景が広がっていた。

台南駅から台鉄に乗り「新営駅」で下車。駅前からバスに乗り、25分ほどで、街にたどり着いた。
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バスから降りてすぐ目に飛び込んできた建物。
そう、↑これが見たくてやってきたのだった。いきなりあったから、ちょっとびっくりしてしまった。

旅行前、「今回はどこに行こうか?」とガイドブックを見ていたら、たまたま目に留まったのが、この建物。
窓のかんじといい、建物の丸みを帯びた感じといい…なにか惹かれた。
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<バス停を降りるとすぐある案内図。街の概略がよくわかる>

それからは、市場を覗いたり、ちょっと裏路に入ったり、気の向くまま街をさまよい歩いた。
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<市場の脇の通り。どことなく、釜山のナンポドンあたりの路地に似ている>

落ち着いていて、いい街だ。

【鹽水までの行き方】
鉄道で「新営駅」下車、「苓子寮、双春、布袋港、朴子、好美里」行きの新営客運バスに乗り換え、「塩水バス停」下車。
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by bono1504 | 2015-04-16 09:44 | 老街をぐるぐる | Comments(0)

鹿港 古市街を歩く

少し埃っぽくて、古びたレンガ造りの建物がそこここにある鹿港の街。

老舗の菓子店「玉珍斎(ユィ-ヂェンヂャイ)」の近くの第一市場。
市場の中心は肉屋、魚屋、生鮮食品の商店が入っている。
そのまわりを取り囲むように、衣類、雑貨の商店が所狭しと商品を並べていた。

釜山の市場と似ているな。
活気ある市場を歩きながら、そんな事を思う。

街をあちこち散策しているうちに、「古市街」にたどり着いた。

「この付近は中国の泉州かろの移民が集住した街であった。新たに復元された赤レンガの舗道と旧式の街並みが昔の鹿港の面影を伝える」
『地球の歩き方2014~15』から抜粋

それまで、観光客らしき人とは全然会わなかったのに、ここへ来て台湾の?遠足中らしき中学生の集団と遭遇。彼らは街並みそっちのけで、土産物屋に並ぶおもちゃに夢中。

この一角だけしっかり整備されているせいか、まるで映画のセットのようだ、と思ってしまう。
建物はそのままに、土産物の店が並ぶ。(それが、作り物っぽく感じさせるのか?)
小さな本屋があったので、入ってみる。

そこで1枚の絵葉書を手に入れる。
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昔々の鹿港中山路の風景。
建物は今もその面影をのこしている。地面がアスファルトに舗装され、人力車は車に姿を変えた。

街のあちこちで補修工事をしていた。
しばらくして訪ねてみたら、ピカピカのビルに変わってしまった、
そんなことにならないといいな、と思った。
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by bono1504 | 2015-01-04 16:23 | 老街をぐるぐる | Comments(0)

釜山で3年半暮らした後、帰国。釜山時代に趣味となった「街歩き」。最近は台湾にも足をのばしています。(写真:台湾・台南)
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