街をぽくぽく歩いてみれば

カテゴリ:街歩きの本・記事を読んだ( 21 )




『街角図鑑』三土たつお編著 実業の日本社

図書館に向かう道のわきが工事中のようで、移動式の柵がしてあった。
その柵は、なんと、ウサギだったり、クマだったり…カワイイ。
「こんな柵があるんだぁ」なんて、半ば感心しながら通り過ぎた。


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これは、そんな「街中で普通に見かけるなんでもないもの」についての図鑑。

さっき見かけたパイロン(工事現場によくある三角コーン)は何だろう?と思った時にこの図鑑を見れば、
なるほどズイホー産業の「ユニ・コーン」か、みたいなことが分かる。
 そんなことが分かってなにが嬉しいのか、と思ってはいけない。今まで同じに見えていたものが実は違うという発見は、それ自体とても貴重な体験だし、なにより面白いものだ。

(太字:『街角図鑑』まえがき より)

この図鑑によると、
この前見た、うさぎの柵は、「うさガード」と言う名前で、各社から販売されているそう。
(人気商品なんだろうか??)

街歩きが、また一つ楽しくなる一冊。

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by bono1504 | 2017-09-12 22:27 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

『宜蘭+台北 ちょこっと海・温泉・ローカル近郊を楽しむ旅』台湾マニア委員会著

表紙の宜蘭(イーラン)という文字を見て、つい手に取ってしまった。
次に台湾へ行くときは、ぜひ行ってみたいと思っていた、宜蘭。

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宜蘭を中心とした地域のみどころをすてきな写真といっしょに紹介しています。

なにしろ、写真が、いいです。

すこし色あせたような建物や看板の色あい。
こんもりと葉をつけた木々は、建物を飲み込みそう。

ゆったりした空気も感じます…。

まだ行ったことのない場所なのに。

台北から1時間半ぐらいで行けるようですし。
次回はぜひ、ホンモノの宜蘭へ。

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by bono1504 | 2017-08-31 21:04 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

アジアのまちづくりの過去・現在・未来~『神奈川大学アジア研究センター叢書 アジアのまち再生―社会遺産を力に』鹿島出版会(2017/03発売)


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中国、日本、台湾、韓国など「近現代史の負の記憶が関与してできた問題地区」を「逆に魅力的な地域空間の社会遺産へと」変える。
その街づくりの過去・現在・未来に関して、研究者たちがつづっている。

特に注目してしまったのは、台湾、韓国のまちづくりに関して記されている部分。
台湾は、台北の寶蔵巌国際芸術村が、韓国は、仁川・大邱・釜山の街づくりが取り上げられていた。

寶蔵巌国際芸術村は、昨年実際に訪れたが、なにせ中国語ができないため、質問したくてもできず、心で感じるままに?芸術村を巡るしかなかった。
「CASE13 アーティス卜と住民の対話による不法占拠村の再生 トレジャーヒル・アーティスト・ビレッジ/台北・台湾 荘亦婷 」によって、芸術村ができた背景、完成するまでの過程を知ることができた。

芸術村の第一印象は、「思ったより地味」。訪ねる前は、芸術村というからには、きっと建物も奇抜な造りに違いないと思っていた。一部壁画もあったけれど、外観はほぼグレー一色だった。意外だな~と思った。でもいろんな展示をあちこち巡っていくうちに、かえってそれを心地よく感じるようになった。
内部の展示を邪魔しないから…。
この本によると、あえて最低限度のインフラ整備にとどめたそうだ。
また、芸術村へ変更する際、住民たちと対話を繰り返し、丁寧に進めていったらしい。

韓国・釜山の甘川文化村の進め方とおんなじだ、と思った。
やはり、成功するには、だれか有名な人の作品をポンとつくるというのではなく、こういった手間をかけることが大事なんだな。

韓国の街づくりの中で、初めて知った場所もあった。
서동미로시장(書洞迷路市場)。
さっそく、市場のHP(http://sdmiro.net/seodong/introduce.php)をのぞいてみた。

紹介記事によると、
釜山金城区書洞は、1960年代、(ある地域から)撤去させた住民を住まわせた地域だ。市場は、1970年代から自然発生的にできた書洞伝統コルモク市場、書洞強度市場、書洞市場の3つからなる。
書洞迷路市場には、昔の姿をそのまま残した商店があり様々な文化プログラムも体験できる。」そう。
(太字:市場紹介の記事を一部翻訳)

Facebookもあって、市場の様子を動画でも見ることができる。
https://www.facebook.com/mirosijang/

残念なことに、HPもFacebookも韓国語のみ。
私をはじめとして、外国人の観光客は、けっこう韓国の市場散策をするのは、好きなんじゃないかな。
場所も地下鉄4号線東莱駅から安平方面に5つ目だし、そんなにアクセス悪くないし…。
今度釜山を訪れるときは、ぜひ訪ねてみたいな。


このブログでの関連記事↓
台北・寶蔵巌国際芸術村~迷いながら?楽しめるアート空間
http://bono1504.exblog.jp/25192381/

甘川洞文化村 감천동문화마을
http://bono1504.exblog.jp/17184408/


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by bono1504 | 2017-08-12 18:39 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

『台湾旅ノート』おおのきよみ著 JTBパブリッシング

年末の台湾行きを決めてから、ポツポツ情報収集を始めている。
そんな中、出会った一冊。

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著者が台湾各地をたずね、かきためたスケッチが掲載されている。

「香りを嗅いだときに過去の記憶が鮮やかに蘇るような、その国の温度や香りを思い出すようなものは描けないだろうか」
フィンランドの旅行を通して経験した、イメージ色を探す行程がその問いに答えるヒントになった。なんとなく思い出に残る部分というのは、色彩の力も大きいのではないだろうか。そもそも、今まで好みの風景というのは自分の好きな色だったのかもしれない。

(本文より抜粋)

初めて台湾を訪れたとき、ふた昔ぐらい前の色あせた建物の色彩に心が惹かれた。
そして、住宅を飲み込んでしまいそうな力強い植物の色にも。

街を流れる少し埃っぽいような、のんびりとした空気も、好きだなぁ。

この本を目で追いながら、
いつしか、かつて訪ねた台湾の街を心に思い浮かべた。



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by bono1504 | 2016-11-16 23:16 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

『ねこぐち村のこどもたち』金重美著 吉川凪翻訳(廣済堂出版)

先日、このブログでも紹介していたこの本。
読み終えた。
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なんともいえない後味が残った。

豊かになった韓国の仁川市にいまも実在する貧民街「ねこぐち村」。厳しい現実に翻弄されながら、互いに助けあって生きる一家やこどもたちの姿を生き生きと描く。韓国で100万部を突破したベストセラーの邦訳。
(アマゾンの紹介記事より)

韓国の大人や子どもは、どんな心もちで読もうと思ったんだろう。
そして、読んだ後、どんな気持ちになったんだろう…。

私がタルトンネを訪れると、心なしか時間がゆっくりと流れているように感じ、
ほっとする。
仕事でキリキリしていたり、ちょっと心が疲れているとき行ってみたくなる。

その地に立つと、「生活」を直に感じて、
「みんな生きているんだよな」と思う。
そうして気持ちをリセットして、日常に戻るんだ。

それは、たまに訪れる旅人の感傷なのかも…。

そこで、生きている人にとっては、そこが日常で、感傷にひたる余裕なんてないのかもな…。

私がそんな場所を訪れたとき、できることといったら、
お店があったら、買い物をしてお金を落としたり、
「こんな味のある場所だった」と、ブログなんかで発信することぐらいかな。

なんで行ってしまうんだろう。
そんなことを思いつつ、また行ってしまうんだろうな。


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by bono1504 | 2016-06-20 07:48 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

『끈질긴 삶터 달동네』김은형 지음・사진 (한겨레출판사 2015년 07월 27일 출간 )

暇に任せて?ネットサーフィンをしていたら、서울역사편찬원(ソウル歴史編纂院)のサイトで、タルトンネ関連の本を見つけた
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『끈질긴 삶터 달동네』。直訳すれば、『粘りづよい生活の場タルトンネ』。

キョンジン日報の書評の記事によると、
さまざまな観点から仁川の歴史を再構成する「文化の道」叢書11番目の本。
仁川出身の新聞記者である著者が「タルトンネ」を窓に仁川の近現代史を見た。

著者は、仁川のタルトンネ・水道局山(수도국산)の近くのソンリム洞 (송림동)で生まれ、幼年と中・高校生時代を過ごした。
(太字は‘달동네’ 통해 인천 근현대사 엿보기 [경인일보] 2015.08.05より抜粋・翻訳)
とある。

自分記憶探りながら、市場や路地を歩いて、この本をまとめたようだ。

今回の旅行中、仁川のタルトンネを訪ねるつもりなんだけど、
できたら、この本を見てから行きたいな~と思ったりして…。



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by bono1504 | 2016-06-19 21:50 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

서울의 마지막 달동네, 백사마을백사마을의 공동체문화: 도시빈민의 골목문화(review  archive 2016.04.17)

私がソウルのペクサマウルを訪れたのは、もう5年も前だった。
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それは、ちょうど東日本大震災が起こったすぐ後で、
ふいに訪れた日本人の私に、その路地にいたおじさんたちは、
「日本は大丈夫?」としきりに心配してくれた。
けっして、豊かな暮らしをしているとは思えないおじさんたちが、突然現れた外国人の私を心配してくれる。
なんだか申し訳ないような、ありがたいような気持ちになったことを思い出す。

ふいにネットで、ペクサマウルに関する記事を目にする。

それは、ジョオクラ西江大社会学科教授がペクサマウルを調査した論文(조옥라 서강대 「백사마을의 공동체문화: 도시빈민의 골목문화」『비교문화연구』 21-1, 2015년 1월)を紹介する記事だ。

서울의 마지막 달동네, 백사마을백사마을의 공동체문화: 도시빈민의 골목문화
ソウル最後のタルトンネ・ペクサマウルの共同体文化:都市貧民の路地文化
(review  archive 2016.04.17 )
http://www.bookpot.net/news/articleView.html?idxno=523

조옥라 서강대 「백사마을의 공동체문화: 도시빈민의 골목문화」『비교문화연구』 21-1, 2015년 1월
s-space.snu.ac.kr/bitstream/10371/93888/1/02_조옥라.pdf

路地文化について記されていた。

これらの路地と空間は、自分の住宅、社会的関係、経済的条件の周辺性を拡張することができる媒体である。 8坪余りの部屋から出て、路地裏の階段や椅子に座る。その路地がまさに自分のスペースになるのだ。近所で起こることを簡単に把握することができ、これにより外部の支援を受ける機会を得ることもできる。
(記事より抜粋し翻訳)

そういう関係性があることから、少々経済的に余裕ができても、この地を離れない住民もいるらしい。

私が、韓国へ出かけると、ついタルトンネを訪ねてしまうのも、そんな雰囲気を味わいたいからだ。なにか、時間をゆっくり感じるのだ。そして、常にスピードを要求される日常から、一時避難できることで、本来の心を取り戻せるような気がするのだ。

訪れたのは、ずいぶん前のことだから、雰囲気がだいぶ変わってしまったかもしれない。
でも、この記事を読んで、少しの間お邪魔させてもらいたいなと思った。



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by bono1504 | 2016-06-17 22:24 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

『괭이부리말 아이들(ケンイブリマルのこどもたち)』 저자 김중미(著者 キムジュンミ)


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仁川市東区万石洞(인천시 동구 만석동 )にあるタルトンネ、ケンイブリマル(괭이부리말 )。そこで暮らす子供たちの物語。

日本語に翻訳された本も出ているようです。

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また、「郵政事業本部」のブログの記事によると、このマウルは、「現地保存型」の開発をするそう。
通常の再開発では、マンションなどを建て、入居者は他の地域の人、ということが多い。ここでの再開発は、まず、現在住んでいる人たちが100%住めることを目指し、全体敷地15%程度を占める敷地のみ賃貸アパートを建てて、残りの85%は既存の住宅改良事業を推進する、と。
また、
44軒の空き家にブックカフェを作り、マウルの共同コインランドリー、共同倉庫など、住民の設備を作っていくという
http://blog.daum.net/_blog/BlogTypeView.do?blogid=0Jkw5&articleno=7825284
「만석동 달동네 괭이부리말을 아시나요?(万石洞タルトンネ ケンイブリマルをご存知ですか?)」2013年5月1日
太字部分、上記記事より抜粋・翻訳)

この記事が書かれたのは、今から3年前。
現在は、どうなっているのか、訪ねてみたくなった。

ケンイブリマルの場所
仁川市東区万石洞(インチョンシ トング マンソクドン)
http://map.konest.com/dpoi/101321163
(韓国旅行サイト「コネスト」さんの地図より)





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by bono1504 | 2016-06-16 09:37 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

『オモシロはみだし台湾さんぽ』奥谷道草著 交通新聞社

駅の本屋さんで偶然手に取った本。
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現在日本では、台湾旅行の人気の追い風に乗って、台湾関連の本や特集雑誌が続々と、食傷気味になるほど世に送り出されています。

しかし数は出ているものの、内容の方は、台北中心の女子旅行者向けがほとんど。(中略)ワタシのようなお気楽な中年夫婦やカップル、野郎どもだって訪れます。

我々の場合、観光客でごった返す混み混みの有名スポットが苦手で、…
(太字:『オモシロはみだし台湾さんぽ』「はじめに」より抜粋)

そんな奥谷さんがおすすめするアートスポットやお店の情報は、私の好みにぴったり。

台中もお好きなスポットのよう。
この本では、ガイドブックであまりページを割かれることのない台中情報もいろいろ載っています。

今回の台湾旅行に大いに役立ちそうww
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by bono1504 | 2015-11-19 17:57 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

『台湾行ったらこれ食べよう!』台湾大好き編集部〔編〕  誠文堂新光社

「今年の夏は遠出をせずに、読書かな」
そう決めた私は、図書館にたびたび出没。
そして今日、台湾本を見つける。

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この本では、台湾の人が愛するもの、現地に住む日本人がおすすめするもの、
旅のリピーターが惚れ込んだもの。

そんな台湾が大好きな人達が情熱を注ぐ”偏愛メニュー”を紹介しています。

そうはじめに書かれているとおりの本だ。

まず、写真が美しい。
それから、
その料理がどんなものか、現地の人の食べ方はどうか、ていねいに紹介されている。
料理の紹介文も、短いエッセイのようで、楽しく読める。
台湾愛にあふれる台湾料理本だ!
見ているうちに、おなかがすいてきた…。

また台湾に行きたくなっちゃったな。
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by bono1504 | 2015-08-05 20:06 | 街歩きの本・記事を読んだ | Comments(0)

釜山で3年半暮らした後、帰国。釜山時代に趣味となった「街歩き」。最近は台湾にも足をのばしています。(写真:台湾・台南)
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