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街をぽくぽく歩いてみれば

墨田で続く日本語支援~NHKラジオ深夜便「ことばの壁を乗り越えろ」

今朝、4時前に目が覚めてしまい、ラジオをつける。
NHKラジオ深夜便の4時からの番組がちょうど始まった。
今回は、日本人の配偶者を持つ外国人介護ヘルパーに日本語支援をしているNPO団体の方のインタビュー。

インタビューを受けた柳田さんは、東京・墨田区の「NPO法人 てーねん・どすこい倶楽部」の理事。
「どすこい倶楽部」というインパクトのある名前は、両国などお相撲さんと関係する土地柄?からつけられたみたい。

このNPOは、定年後の世代グループで、おのおのの過去のキャリアを生かした趣味や社会貢献活動をしている。
介護ヘルパーと関わっているのは、柳田さんをはじめとした、「日本語教育支援部」の面々。

このグループのホームページから、実際にどんな授業をしているか覗き見ることができた。
http://tehnendosukoiclubnihongo.jpn.org/index.html

漢字の指導などは、日本語講師が行い、
戦争中のことばを伝えたり、学習したことばを日本語入力する際のサポートなど
このグループの会員ならではの関わりをしているよう。

介護の現場で高齢者との会話でよく耳にする昔の言葉は「どすこい倶楽部」の会員から教わることがあります。
(太字:すみだ外国人介護ヘルパーのための日本語教室「教室の様子」から)

柳田さんのお話のなかで、ステキだな~と思ったのは、
支援する側(会員)も一緒になって介護について学び、それを楽しんでいること。

そんなメンバーと関わった外国人たちも、資格取得(ケアマネージャーなど)という成果を出しているという。

日本人の配偶者として日本で暮らす彼女たちは、資格を取得する際、
試験時間の優遇措置など受けることができないので、
介護の資格をとることは、まだまだ高い壁なのだそう。
このグループでは、優遇措置が取られるよう、働きかけているよう。
難しさもあるようだけど、きっとこれからも息を長~く続けていくんだろうな。

私は現在、日本語教師として外国と関わる子どもたちと日々格闘している。
けれど、最近すこし行き詰まりを感じてもいる。

「私だからできることってあるのかなぁ」

柳田さんのお話を聞きながら、そんなことを思った。

介護職試験 ことばの壁を乗り越えろ
NPO法人 てーねん・どすこい倶楽部
理事 柳田恭子
http://www.nhk.or.jp/shinyabin/program/2a2.html






# by bono1504 | 2018-02-07 21:49 | メディアや読書から思う

『シニアひとり旅』下川裕治著 平凡社新書

「旅に出たいな~」と思うこの頃。
ふいに、下川さんの本に出会う。

『シニアひとり旅』下川裕治著 平凡社新書_e0228240_20363494.jpg
下川さんは、おもにアジア、沖縄をフィールドにバックパッカースタイルでの旅を書き続けている。
(太字:著者紹介より)

台湾、韓国、タイ…それぞれの旅のエピソードが綴られていて、
ふいに、ニヤニヤして読んでいる自分に気づく。
いいな~、こんな旅してみたいって。

その中でも心に残ったのは、タイのブアヤイという街を訪れたときの話。

立ち寄った薬局のおじさんに教えてもらった「湖のほとり」にある小さな宿に泊まる。
すこし休んでから、なにか食べなくては…と街へ出る。
十件以上ならぶ屋台の一軒のテーブルにつく。
そこは、おばちゃんひとりで切り盛りしているそば屋。
食べ終わると、テーブルでぼんやり…。

いいねぇ。

時間が許せば、あと二、三泊したい気分だった。昔、そんな旅を繰り返していた。
気に入った街には一週間近くもいた。毎日、街を歩き、ノートに街の地図を書いた。
いまのように情報をネットにアップする時代ではなかったが、仮にそんな方法があったとしても、
僕はなにもしなかったはずだ。ただ、自分のためだけに地図を書いた。
旅は気が遠くなるほど暇で、ひとり遊びだけがうまくなっていく。それが僕の旅だった。

(太字:本文より抜粋)

あ~、こんな旅がしてみたい。





# by bono1504 | 2018-02-02 20:37 | メディアや読書から思う

街角のねこ~知り合いの動物たち、その①

知り合い?の動物たちがいる。

よく通る道沿いに茶色の犬がいる。
いつも、
塀のすみっこから、リードを伸ばして、ちょっと歩道に体を出している。
誰かをボンヤリ待っているよう。
…もちろんそれは私ではない。
前を通っても不思議と吠えない。

このネコもその一匹。
街角のねこ~知り合いの動物たち、その①_e0228240_21065887.jpg
たいがい、このアパートの近くで見かける。
近くによっても、逃げるでもなく、こっちに寄ってくるでもなく…。
あんまりナレナレしくないのが気に入っている。

「ちょっと写真を撮らせてね」というと、
階段でくつろいでいたこのネコは、
ほわっと。大きなあくびをした。





# by bono1504 | 2018-01-23 21:09 | 街角の…

『たった5分でクラスがひとつに!学級アイスブレイク』江越喜代竹 著 学陽書房

お正月休みも終わり、日常に戻る。
休みボケをリセットするために、授業に役立ちそうな本を読んでみる。

著者は、大学院で野外教育の研究と実践に取り組む。会社勤務経て、小学校の現場へ。
現在、アイスブレイクを活用した授業実践を展開している。

『たった5分でクラスがひとつに!学級アイスブレイク』江越喜代竹 著 学陽書房_e0228240_22153960.jpg
紹介されている活動は、今すぐにでも実践できそうで、実際に試したくなるものばかり。

アイスブレイクのアイデアの間にのっている8つのコラムも興味深い。
そのうちのひとつ。心に残った文があった。

ある学校の校長先生は、
「すべてを子どもたちのために、じゃなく、すべては子どもたちのために、なんだ」
とおっしゃっていました。
そうやってリフレッシュするなんの関係もなさそうな時間も、子どもたちのために大事なんだよ……と。
 子どもの前に、まず「自分」。少しだけ、わがままになってみませんか?
(太字:本文より抜粋)

この一冊には、著者が実践を通して得た経験が、惜しみなく記されている。
著者自身が、楽しんで「アイスブレイク」を実践しているんだな~と、感じる。

正直、
この頃、授業を楽しめなくなっていた。
自分が楽しくなくっちゃ、「楽しい授業」なんてできないよな。
ページをめくりながら、しみじみ思った。




# by bono1504 | 2018-01-16 22:17 | メディアや読書から思う

ダンダン!ダカダカダンダン!!

ダンダン!ダカダカダンダン!!

今日、このリズムが、一日中頭の中で、かかっていた。

これは、
つい最近見た、漫才コンビ「千鳥(ちどり)」のネタで出てくるリズム。

最初にする自己紹介をかっこよくやろう、と大悟が提案するネタで、
彼が口ずさむ。

もう一回このネタを見たいと思ったけれど、何の番組だったか、思い出せない…。
自分では、大爆笑って感じではなく、ふつうにおもしろかったくらい。
なのになのに…今日一日、巡っていた…。

もう今年も残すところ、あとわずか。

毎日あれこれやってるうちに、一日ずつすぎていく。
このリズム、その空気にちょうどあうからかな。

ダンダン!ダカダカダンダン!!
26日!あと5日!!

ダンダン!ダカダカダンダン!!
27日!あと4日!!

……ズンズン2018年が迫ってくるかんじ…。
だからかな?

あぁ、頭から離れない~

















# by bono1504 | 2017-12-27 20:52 | 日々のできごと

釜山で3年半滞在後、帰国。釜山時代以降、街歩きが趣味になりました。
by bono1504
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